20100131


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社員教育について考えてみる


最近IT系の職種に人気がないという噂があります。そういえば、医者という職業も最近は人気がなく人手不足だとか…
IT系もお医者様も、いわゆる花形のお仕事だったと思いますが、なぜ人気がなくなってしまったんでしょうか?


大きな共通点は、2つともとてもハードと言う事ですね。なにそれ~、と言う感じもするのですが、先日テレビを見ていたらなんとなくうなずけるドキュメンタリーをやっていました。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれないんですが、接客マナー講師のドキュメントです。全国を飛び回っている、始終怒鳴りっぱなしの講師さんへの密着取材でした。この方はとにかく厳しいんです。社会経験何十年な人でも涙が出るほど厳しい。そんなに怒鳴なくなっていいやん、と思うくらい厳しい。


そしてその講師さん、今回は若い社員さんを教育する事になりました。で、いつものごとく怒鳴っているのですが、そのうち一人の社員が逆ギレしてやめると言い出すんですね。こんなに怒鳴られるんならやめてやる!、という感じです。

しかし、そう言いながら翌日も講習には顔をだすんです。おかしいですよね、辞めるなら講習など受ける必要がない。言葉は悪いですが、そんなに厳しいことを言うなら、僕やめちゃうよと、その講師を脅している訳です。しかしその講師さんも百戦錬磨な訳ですから、そんな脅しには負けず、「やめるならもうこないで下さいね。」と、出社してきた人を突き返します。

あとでインタビューすると、講師の方は「今ここで折れたら、彼は一生ダメな人間になってしまう」と。彼は、結局会社を辞めること無く研修を続けることになったんですが、その講師さんは最後までずっと冷たい態度を取ったそうです。厳しいですが母親のような大きな愛ですね。


ところで、今の企業でそこまで出来る上司ってどれだけいるんでしょうか?例えば怒鳴っても、言葉遣いまでひどくなってしまえば、ただの悪口雑言です。ちゃんと誠意をもって叱ることが出来る人、どれだけいるんでしょうか?

また、注意しただけのつもりが、気づいたら周りの人間の集団いじめの的となってしまっている場合もありそうですが、そこまで目が行き届いているでしょうか?

最近は実力主義と言う事で若い人が上に立つことも多いのですが、個人の成績が良くても管理能力というものはまた別です。名選手が必ずしも名監督とならないのもそういった部分でしょう。また親子関係でさえ、真剣にしかることが出来ない親が増えているのに、そんな状態できちんと叱咤激励が出来るのでしょうか?
非常に難しいように思います。

そんな現代ですから、ハードな職業は、すぐに人気がなくなってしまうのもうなずけます。



そういえば最近農業が注目されていますが、あれもかなりハードな仕事です。でも、やり方によっては、かなりやりがいがある仕事だとも思います。

しかし、それは医者であってもITであっても同じですね。自分の中でどうやって楽しみややりがいを見つけて仕事をしていくかで、どんな職場でも生き抜くことが出来るのかもしれませんね。

ちなみに、日経ビジネスアソシエオンラインに掲載されている「職場を生き抜け!」はお薦めです。


特に、これから就職を控えている方は読んでおくと良いでしょう。(橋本)



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